松尾倶楽部の新年会(第 155回例会)
が2月15日、銀座中央通りに面した「ラ
イオン銀座クラシックホール」で開催さ
れた。レトロな雰囲気を感じさせる会場
には会員やゲスト81人が参加。8つの
テーブルを囲みながらビールやワインを
手に談笑し、音楽演奏や「のど自慢大会」、全員による合唱などを楽しんだ。
開会の冒頭、最近逝去された堀内惇相
談役と浅野井恭幹事の冥福を祈って黙祷
した後、アトラクションがスタート。東
京。井の頭公園を拠点に活動している国際色豊かな大道芸人グループ「井のHead」がギター、マンドリン、フルート、アコーディオンなどの楽器を使って、ビートルズの歌曲、ジャズ、シャンソンなどを次々と演奏した。懐かしのメロディーに若かりし日を
思い起こし、手拍子しながら一緒に歌う会員の姿も。
第2部は、白井透代表幹事のあいさつに続いて、次回例会での女流講談師。神田蘭さんの出演実現に協力いただいた松倉久幸氏の音頭で乾杯。この後、ミッキー酒井氏のピアノ生伴奏による「のど自慢大会」が始まった。中島隆之氏 (54期)が最初に舞台に上がり「夜明けのうた」を熱唱したのを皮切りに、歌に自信のある会員 10人ほどが次々に「持ち歌」を披露。途中、校歌斉唱が始まると、宴の盛り上がりは最高潮に達し、宮島光男氏 (55期)による「太郎山逆さ霧の舞」まで飛び出した。最後に松井由美さん(62期)が「恋心」を情感を込めて歌い上げると、ホールに大きな拍手が鳴り響いた。(真山記)
来年のNHK大河ドラマが「真田丸」に決まつたことを受け、上田市では今、多くの観光客を手び込むため、上田坂跡公園周辺の駐車場新設や看板の整備など、様々な受け入れ準備を進めていますこ今年の大河ドラマ「花燃ゆ」の視聴率は伸び悩んでいるようですが、堺雅人主演、三谷幸喜脚本の「真田丸」のヒットは間違いないでしょう。
そこで今回は、東京でも真田ブームを盛り上げるため、人気上昇中の女流請談師。神田蘭さんの講談「真田物語。信之と小松姫」を聴く会を企画しました。
「講談界のヒロイン_と手はれる神田蘭さんは、講談師になる前は舞台やCMで活躍していましたが、現在の師匠神田紅さんの「白糸の滝」をテレビで見て「こんなすこい芸があるんだ」と衝撃を受け、入門したそうです。
「信之と小松姫」からら始まつて「犬伏の別れ」「関が原の戦い」「九度山から大坂冬の陣」という流れで、話が進んでいきます。
独特な抑揚のリズミカルなしゃべりの合間に、「パンパンパン」と張り扇の音が響き渡る。4月11日(土)に東京・神田の連合会館で開かれた第 156回例会には64人が参加。人気上昇中の女流講談師の神田蘭さんがユーモアを交えながら真田信之、幸村兄弟の活躍を語った50分間の名調子に観客も大満足だった。
まず神田さんが「今日、講談を生で初めて見る方は?」と問いかけると、ほとんどの会員が手を挙げた。明治末期には都内に約800人いた講談師が今では80人に激減しており、まさに「貴重な芸人」だという。
この日の演題は「真田物語。信之と小松姫」。徳川家康の側近、本田忠勝の長女、小松姫が家康の養女となって、真田昌幸の長男信幸(後に信之に改名)に嫁ぐいきさつから話が始まる。女王様気質の小松姫は気が強くてわがまま。「例えると、ちょっと前のお騒がせ女優の沢尻エリカかな」と言うと、会場に笑いが起きる。その後、関ケ原の戦いを前に真田父子が密談し、兄信幸が徳川勢に、父昌幸と弟幸村が豊臣勢に付くことを決めた「犬伏の別れ」、徳川秀忠の大軍勢を食い止めた「第2次上田合戦」と続き、関ケ原の戦い後に幽閉された九度山から幸村が大坂城に入城する「大阪冬の陣」で話が最高潮に達すると、会場から大きな拍手が沸き起こった。(真山記)
〜避けよう延命医療と延命介護~
老人ホーム「同和園」附属診療所所長中村仁― 氏(56期)
【講師紹介】中村仁―氏
1940年、長野県埴科郡杭瀬下村(現千曲市)に生まれる。
京大医学部卒。財団法人高雄病院院長、理事長を経て、2000年から社会福祉法人老人ホーム「同和園」附属診療所所長、医師。一方、「同治医学研究所」を設立し、有料で「生き方相談」「健康相談Jを行う。1985年より京都仏教青年会(現・薄伽梵KYOTO)の協力のもとに、毎月「病院法話」を開催し、医療と仏教連携の先駆けとなる.1996年から市民グループ「自分の死を考える集い」を主宰し、今年で20年目。ベストセラー「大往生したけりゃ医療とかかわるな一自然死のすすめ」をはじめ、著書多数。
2014年の日本人の平均寿命は女性 86.83歳で3年連続世界一、男性は80.50歳で世界3位に、一方、2013年の健康寿命は男女ともそれより10歳ほど低い。ということは、寿命のうち健康上の問題で日常生活が制限される期間が約10年あるわけですが、その間も主体的で充実した『生」を送りたいものです。
そこで今回は、長年にわたる高齢者の医療経験に基いて、「生き方相談」に取り組んできた内科医の中村仁―氏に妻演してただきます。彼の著作には、演題のような積極的で思い切りのよい表現がたくさん見受けられます。「口に毒があるので、医療界の『綾小路きみまろ』と呼ばれている」と自ら言われるほどの話上手で、面白さには定評があります。そして、お帰りには、「最後まで自らの人生の主人公たるために」きっと、自分の中で何かが変わつていると感じられるのではないでしょうか。
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秋の工場見学は11月17日(火)、18日(水)の1泊2日のバス旅行で、小諸、上田近辺の工場を巡ることが決まりました。
初日は滋野にあるコンピューター周辺機器メーカーのミマキエンジエアリング、下塩尻の信州ハムを見学し、別所温泉の「上松屋Jに宿泊します。
2日目は塩田の電気計沢1器メーカーの日置電機を見学した後、青木村にある国宝「大法寺二重塔Jを訪問。この塔は別名「見返りの塔」と呼ばれ、背後から見た姿が特に美しいと言われています。この後「JAうえだ」で買い物をし、マンズワイン小諸ワイナリーでワインを試飲した後、帰路につきます。
【11月17日(火)】
池袋(8:30出発)→ 首都高・関越道。上信越道→小諸IC→滋野(昼食)→ ミマキエンジニアリング(見学)→東部湯の丸IC→上田菅平IC→塩尻・信州ハム(見学)→温泉「上松屋」(1645、宿泊)
【11月18日(水)】
ホテル(&30出発)→ 日置電機(見学)→青木村。大法寺(見学)→塩田(昼食)→ JAうえだ(買い物)→上田菅平l⊂ →小諸|⊂ →マンズワイン(見学)→小諸|⊂ →上信越道・関越道。外環道・首都葛→池袋(18:30、解散)
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